最後に笑え・1loveの吉田丞さんからブックカバーチャレンジが回ってきまして、せっかくなのでチャレンジしてみることにしました。一番広まってるのは「#7日間ブックカバーチャレンジ」みたいなんですが、今回のは「10日間」バージョンみたいなんで、とりあえず10日+α、という形でやってみようと思います。
で、いざ選ぼうとしてみると中々難しく、ジャンルかなんかで縛った方がやりやすそうだと感じました。また「人生で影響を受けた」とか「一番好きな本」「オールタイムベスト」的なのだと、普通によくある名著紹介になりそう(そして探して引っ張り出すのが面倒)なので、普通に最近出た本の中から選ぼうかと思います。本当か知りませんが、そもそも「読書文化の普及に貢献」する目的があるチャレンジらしいので、その方が出版業界的にも利点があるのでは、とも個人的に感じています。そんなこんなでやりやすい自分ルールでいこうかと。
■本来のルール
●本についての説明はナシで表紙画像だけアップ
●都度1人のFB友達を招待し、このチャレンジへの参加をお願いする
https://scotchhayama.hatenablog.com/entry/2020/04/29/144716
ではなく、
■自分ルール
●最近(ここ1〜2年位の間)に出版された本から選ぶ。
●加えて、色んな意味であんまり重くない本。
●本についての説明はしたりしなかったり適当。
●やりそうな周りの知り合いは大体すでにやってるっぽいので、招待や回すのは無し。
でやってみます。
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#ブックカバーチャレンジ #BookCoverChallenge 【自分ルール10日間】
0日目 Day0 [プロローグ]
『名探偵コナン (98)』青山剛昌 小学館
ご存知の人もいるかもしれないが、自分は名探偵コナンを単行本が出る度にずっと新刊で購入し続けている。もともと青山剛昌の『YAIBA』が好きで、同じ作者の新作が始まったと聞いて購入したのが第1巻。その時はまさかここまでの長寿漫画になるとは思わず、途中で買うのを止めるタイミングもなく今に至る。物心ついた時には『こちら葛飾区亀有公園前派出所』も『ゴルゴ13』もすでに「ご長寿漫画」の域に入っていたが、当時は自分が読み始めた漫画が同じように100巻に迫る作品になるとは想像もしなかった。連載開始が1994年なので、かれこれ25年以上のお付き合いである。読み始めたころはコナンと同年代だった自分も、やがて工藤新一の年齢を超え、毛利小五郎の年に近づきつつある。さすがに阿笠博士に追いつくことは無いだろうと思いたい。
こうした連載と年齢を重ねて見るころができる漫画作品としては、自分の世代だと『ONEPIECE』や『HUNTER✕HUNTER』などもそうかもしれない。自分もどちらも読んでいるが、その中でコナンを買い続けている理由は「単行本派」だったから、というシンプルなものだ。自分が当時購入していた漫画雑誌は『月刊コロコロコミック』から『週刊少年ジャンプ』へ、という所謂「王道派」の流れだった。そのためワンピースやハンターハンターはジャンプ本誌で読めたので、単行本を買う必要が無かったのである。
一時期は「工藤新一は平成のホームズを目指しているから、令和になる前に連載が終わるのでは?」という考察もネット上に現れたが、結果としては現在も絶賛連載中である。作中の元号はどうなっているのだろうか。現在、本作はゴールデンウィークに毎年公開される劇場版を含めたアニメの人気も好調で、国民的作品として広く知られている。ミステリー・サスペンス物はうまく当たれば定番コンテンツとして親しまれやすいという側面はあるものの、連載時から見続けてきた身としては、毎話必ずと言っていいほど人が死にまくる作品が『ドラえもん』や『サザエさん』に近い存在になったというのも若干不思議な感覚がある。
なお、連載初期は『金田一少年の事件簿』などと合わせて探偵・推理物が流行ったころであり、幼少期の自分もご多分にもれず「将来の夢は名探偵」だったことがある。推理オタクの工藤新一に憧れて、江戸川乱歩やコナン・ドイルの児童書を読み始めたのが「読書」の原体験となっていたりする。ここまで付き合った作品なのだから、是非ともラストをしっかりと見届けたい。
- 作者:青山 剛昌
- 発売日: 2020/04/15
- メディア: コミック