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ムラカミロキ -MurakamiLoki- nzchao.Exp Official Blog

「ムラカミロキ」トーク動画

年始に行った映像作家・野上亨介さんとの対談(放談)トーク動画が、
YouTubeに上がっています。全4本、総じて2時間程ですが
普段、公だと話さない内容も多いので時間がある方はぜひ。

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mm8er MOVIES talk session(Playlist)
www.youtube.com
https://www.youtube.com/playlist?list=PLf284b0pOCR5wkCHg3tyJ6Ru1qAvPqSqi


🔺🔺talk session #1🔺🔺 野上亨介 × ムラカミロキ🔺(mm8er MOVIES@4th, @Yellow Vision 第1期8mm上映終了記念)
www.youtube.com
https://www.youtube.com/watch?v=INTTkaJStUQ
8ミリ上映イベントmm8er MOVIESの始まりの発端
高円寺4th 柳川オーナーの発掘フィルムを上映したいというオファー
8ミリをテレシネするタイミングが不明
ロキ君映画はエッセイ映画?
脱ー劇映画への恒常的欲求と劇映画への枯渇
野上が撮影中のインプロ系ユニットライブについて
香村かをりさんのライブは2月11日にあります!高円寺4thにて
ジェンダーのモラル、男性女性共存社会への配慮
実験映画系の作家は男が多い?
初期河瀬直美は実験映画系だった?
クリス•マルケルという至宝
愛知トリエンナーレ
津田大介
野上撮影中の音楽映画について
インプロヴァイゼーションって?
Jamb Jambでこないだ見た即興演奏〜山沢輝人、金剛督のテナーサックスデュオ
デレク•ベイリーのインプロヴァイゼーション論は読んでないけど…
インプロをインプロ的に撮影することの意義
史観なきライブ撮影、議論なきライブ撮影
80年代の日本のパンク・ニューウェイヴを記録したハービー山口の写真集
ゴダールとラウル•クタール、黒澤明宮川一夫など映画サイドには撮影に関する議論はあれこれある
ゴダールの『ワン•プラス•ワン』的な映画
映画『ウッドストック』の撮影のディレクションは一体誰なのか?なぜか気にかからない。
マーティン•スコセッシ『シャイン•ア•ライト』
ライブ演奏者が自らの演奏を録画しておくこと


🔺🔺talk session #2🔺🔺 野上亨介×ムラカミロキ 🔺2022/1/3
www.youtube.com
https://www.youtube.com/watch?v=EmShHFahrFQ
ライブ撮影の歴史やカメラマンの歴史はある
けど、ジェネレーション間での意見の衝突はない
カメラマンはミュージシャンの縁の下の力持ちで良い
でも、ミュージシャンが映像に依存してきた巨大な歴史はある
エルヴィス•プレスリーの時代からして映像依存は始まっている
ざっくりいってMTV以降はvideoで、それ以前はfilm
ディズニープロデュースの『ゲットバック』(発掘film)
ビートルズ自体はとっくに終わっているが、利権絡みで再生産されているという現実。YMOも然り?
LP盤でビートルズを聴いていた時代
リマスターやリミックス盤でのエンジニア中心主義
中にはいいいのもあるけど…YMOのピート•ロリマーMIX(ハウス•ブレイクビーツ化にアレンジしたアルバム)とか
単一の表現形態に縛られるのはイヤ
映画制作は頭の使い方が違う?
キメのところだけ絵コンテを描く
劇映画のプレプロダクションの面白さ、豊さ
シナリオ基準演出でも即興演出でも軸作りが重要
井土紀州
カイエ•デュ•シネマ•ジャポン
シネフィルが読んでた映画雑誌
安井豊
稲川方人
京都の映画館で8㎜のレイトショー上映した頃
シナリオ書くのは実はめちゃめちゃ面白い
だけど、書けなくなったわ…
(抽象的な意味での)「文学」の欠如、喪失
なぜ南青山ではなく京王稲田堤か?(註↓)
表現の三位一体?
弾き語りは劇映画に近い
歌詞はシナリオ的に書いている
加川良
ルースターズ、初期クラッシュ、遠藤ミチロウ
友部正人(大阪へやってきた)
ロックフェスでの井上陽水(傘がない)の衝撃
高田渡、映画「タカダワタル的
長崎俊一「九月の冗談クラブバンド」
石井聰亙
スターリン以前の遠藤ミチロウ
昔の女の話…
西岡恭蔵、ディラン、ディランⅡ
プロテストのあった時代、高田渡
ビリー•ブラッグの演奏スタイル自体がプロテスト的
フォークのナヨいイメージ
ロキ君世代のプロテスト精神の完全欠如


🔺🔺talk session #3🔺🔺 野上亨介×ムラカミロキ 🔺2022/1/3
www.youtube.com
https://www.youtube.com/watch?v=kV0K_07uw4I
ロックを含めてのプロテストの欠如
90年代は政治との距離化が図られた
内向性、私小説的感性の優位
ミスチルエレカシにはややプロテストはあった
ちゃんとフォークやパンクに影響受けてる系譜を感じる
下北ノリの閉じられ方
曲としてはいいんだけど、言いたいこと言えてない
野上が映画を撮ろうと思ったきっかけ
ハンディカムでラブホ街を撮影してたら殴られた件
最初の一撃、撮影テープの没収
現在はなし崩し的にカメラは回っている
カメラを回すという意味合いが変わってきている
ファインダーを覗くというのもレアな考え方
大阪 飛田新地は撮禁
街並み、建築は素晴らしいので残して欲しい
ロキ君は東育ち、野上は西育ち
昼間見たゴールデン街は汚かった
手塚真
街が無くなる前に記録しておきたい
ゼロ番地etc
行政も記録してるんだろけど、行政以外の者がカメラを回しておいた方がいい
都市開発、駅前開発(闘っている高円寺)
素人の乱の人らが反対運動
西荻窪、駅前タワマン計画
都市計画と映画
ゴダール「彼女について私が知っている2、3の事柄」
太陽を盗んだ男」(長谷川和彦)のロケ地、代々木など
劇映画、商業映画でも資料価値のあるシーンはたくさんある
京都は都市開発しない?いやしてる
京都駅横の京都市立芸大移転
794年以降、御所という「権威」を中心とした管理体制
どういった都市開発が最適解なのか?を追求してきた
基本グリッド(格子状)を設定し、管理しやすいようにした
ギイ•ドゥボールは読んでいるか?


🔺🔺talk session #4🔺🔺完結🔺🔺 野上亨介×ムラカミロキ  2022/1/3
www.youtube.com
https://www.youtube.com/watch?v=UHAQgezBBPQ
68年五月革命の時代
ゴダールをボロクソに批判していたギー•ドゥボール
著名なのは「スペクタクルの社会」だが、最近めっきり注目されていない
政治的ラジカリズムと芸術的ラジカリズムの一致
マルコム•マクラレンは若い頃ドゥボールにかぶれていた
古地図の通りに実際道路を歩いてみてそれを撮影
ピストル自殺し、英雄に…
非ジャンル回収的特異体…
商品の論理はカテゴライズ、パッケージ化
特異体(どこにも当てはまらない人)はどうしても外される運命
CDを出したロキ、映画を撮るロキの共存と周囲の眼
ややこしい存在
シンプルな話、やりたいことをやれないのはおかしい
商品価値のある「わけのわからない人」になるのは難しい
難しいからチャレンジしがいはあるし、それこそが「ハイ•アート」
ロキ「おれ、絶対絵はやらない、DJはやらない」やらないことを決めている
(動画12:35あたり) 京都のルーメンギャラリーが閉鎖される記事をスマホで読みながら「ネットでは見られないのか?」「暗いところで他人と一緒に肩並べるのは意味不明」etc
映写へのコミットなき映画鑑賞
仲良いやつとだけ一緒に観るのは飲み会に近い
飲みスタイルの今昔
飲みも基本ライブ
店飲みのギャンブル性
内輪飲みにはギャンブル性はない
リスクヘッジで成立している内輪飲み
映画鑑賞もリスクヘッジで、話題作優先
「飲む、打つ、買う」のオッサン性
内輪飲みでも美学は持っていると思う
インフルエンサーらの今後に委ねられている(関係ないけど)
賭けるという行為はカッコいいし、美しい
誰しも生理的にはどこかでイレギュラーさを求めている
ルーティンに固執すれば逆説的にギャンブル性を求めてしまう
リチャード•ドーキンスの利己的遺伝子
ロックや映画は20世紀のもので、つきつめると廃れていくしかない
ネトフリ、アマプラと映画館の共存
音楽サブスクのジャンル包囲性
サブスク的ポピュラー音楽史に回収される諸-音楽
映画史には「音楽史における切断作用→ジャンル化」は未だおとづれていない
映画史は浅い
プラトンの洞窟を引用するゴダール
映画体験に似ている体験は昔からあった
赤目四十八瀧心中未遂」の冒頭のシーン
ロキ「こっからっすね!」
怪しい蓮實重彦
野上、大型書店の子供コーナーをうろつく
すでに偉人扱いされているスティーブ•ジョブスへの齟齬


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