7/18(水)
東京 御茶ノ水Janis(イベントスペース)
「ジャニス・スペース・フリー・ライヴ」VOL.5
open?(開店時間)/start17:00
tiket
free(出入り自由)
timetable
17:00〜17:30 フミオ(アコG弾き語り)
17:30〜18:00 福田大輔(アコG弾き語り)
18:00〜18:30 ブルネコ(アコG弾き語り)
18:30〜19:00 キャシ→(アコG弾き語り)
19:00〜19:30 山崎義郎(ピアノ&アコG弾き語り)
19:30〜20:00 ムラカミヒロキ(アコG弾き語り)
20:00〜20:30 川村正大(アコG弾き語り)
20:30〜21:00 大野まどか(ピアノ弾き語り)
21:00〜21:30 悠良<ゆら>(ピアノ&アコG/デュオ)
イントロダクション
最初はなんだか可愛く見えて
そっと見守っていたいと思っていたのに
ある日いきなり牙を向き、襲い掛かって来る・・・
なんで・・どうして・・僕は何もしていないじゃないか
暗転
とある会議室、人物の顔は見えない
「奴らが動きだしたな」
「ああ」
「我々は少々彼らを甘やかしすぎたようだ」
「少しこちらが黙っていると直ぐにつけあがる」
「おとなしくしていれば長生きできたものを」
「飼い主の手に噛み付くようになった以上、猶予はないな」
「ああ、早急に始末するとしよう」
暗転
広場に集まる群衆
一人の男が演説している
「皆の者、時は満ちた。今こそ我らが自由を取り戻す時
我々はこの狭い世界で長い間、本当に長い間耐えて来た
だが、それも今日で終わりだ。今こそ、広い外の世界へ
偉大なる一歩を踏み出そうではないか!」
群集A「偉大なる一歩を!」
群集B「外の世界へ!」
叫び、士気を高めて行く人々
それを見つめる子供
子供「おかあさん、みんな何をしているの?」
母 「もうすぐね、お外に出られるんだよ」
子供「本当に?」
母 「ああ、本当だとも、あの人達はね
そのために一生懸命頑張ってくれているんだ」
子供「本当なんだ、うれしいなあ。僕、外の世界で見たいもの
いーっぱいあるんだ。綺麗なお花や青々とした草むら、それにお日様!」
母 「うん、うん、そうだね、もうすぐだよ。
もうすぐ全部見られるよ、そうさ、見られるんだ・・・」
そう言って子供の手をギュッと握る母親
場面転換
武器を持ち、一列に並ぶ人々
前方には眩い光が差し込んでいる
頭 「総員、準備はいいか」
兵士「おお!」
頭 「よし、この機を逃しては次は無い
ぬかるでないぞ。
第一小隊、出撃!」
大声で叫びながら飛び出して行く先頭集団
頭 「続いて第二、第三小隊、出撃!」
次々と飛び出して行く兵士達
先頭の兵士が叫ぶ
兵士A「光だ!光だ!」
兵士B「これが外の世界か、なんて・・美しい」
兵士C「気をつけろ!何かくるぞ!」
兵士B「あ、あれは・・」
兵士A「うわあああああ!」
後方
頭「どうした?何事だ!」
「水です!大量の水が前方から来ています!」
全身を濡らした兵士が言う
頭「水攻めとは古い真似を・・・
作戦を変更、これより総攻撃をかける!
皆の者進め!進めええ!!」
再び前方
兵士B「水が来なくなったな」
兵士C「ああ、さては俺らの数に恐れをなしたか」
兵士B「だがこちらの被害も多きかったな
現に何人も流されちまった・・・」
兵士C「こういう場だ、多少の犠牲は仕方ないさ
それよりなんだい?このさっきからパラパラと降ってる
白い・・・ゲフゥッ!!」
兵士B「おいどうした!おい!
くそう!なんだ、どうなってやがる!
ん・・・この白い粉は・・まさか・・・」
後方
頭 「化学兵器だと!?」
兵士D「はい、おそらくは」
頭 「この白い粉がそうだと言うのか!?」
兵士D「現に前方では次々と兵士が倒れております」
頭 「くそう・・・奴らそんな物まで・・・」
一人の兵士が近づき兵士Dに耳うちする
兵士D「ん、そうか、ご苦労だった。任務に戻れ。
ただ今解析結果が出ました。主成分ピレスロイドによる・・」
頭 「もういい!どちらにせよ我が軍に対B・C兵器用装備は無い!
これ以上無駄に犠牲を出す訳にはいかん、総員撤退の準備をしろ!」
兵士D「お言葉ですが」
頭 「なんだ」
兵士D「我が軍全体、最早後に引ける状態ではありません
何よりこの機を逃しては次は無い事はあなた様とてご存知のはず」
頭 「だからと言って、このまま玉砕覚悟で突っ込めと言うのか!?」
兵士D「ここにいる者皆、元よりその覚悟で御座います」
頭 「そんな事が許されると・・・
むっ!?貴様ら何をする!離せ!離さんか!」
近くにいた兵士二人が頭の両脇をガッシリと押さえ込んでいる
頭 「貴様・・・謀ったな・・・」
兵士Dを睨みつける頭
兵士D「御理解下され、貴方様は此処で亡くなられては困る御身柄故
失礼を承知の上、しばらく大人しくしていてもらいます」
頭 「クソッ、離せええええ!」
兵士D「前方に攻撃続行と伝達せよ!」
地下牢
頭 「クソッ、こんな所に閉じ込めおって・・・
ゲホッガハッ、しかもなんだ、さっきからこの臭い・・」
兵士E「頭ぁ・・・」
頭 「どうした、おい、しっかりしろ!」
兵士E「もう駄目だぁ、奴ら毒ガスを巻き始めたんでさぁ
さっきの白い粉とこのガスで、我が軍は壊滅
奴ら俺らを根絶やしにするつもりだぁ・・・」
頭 「ガスだと・・ではじきに此処も・・
いや、このままでは居住地区まで!」
兵士E「頭だけは何とか逃げ・・ゲボッ」
頭 「おい、気をしっかり持て!クソッ誰か!誰かいないのか!!
ちくしょう!嫌だ!死にたくない!こんな所で・・・
ガハッ・・・死に・・たく・・・」
地下牢の中で息絶える頭
子供「ケホケホ・・おかあさん、苦しいよう」
母 「大丈夫だよ、しっかりするんだ、大丈夫だから」
子供「うん、僕頑張る。だってもう少しでお外の世界が見れるんだもの」
母 「そうだよ、きっと見れる、だから頑張るんだよ・・ウッ」
子供「おかあさん、どうしたの・・・おかあさん、ねえ、起きてよ
一緒にお外の世界を見ようよ・・・ねえ・・・お・・かあ・・さ・・」
暗転
兵士B「ハッ・・・こ、ここは・・一体何が起きたんだ
俺は・・いや、他の皆は・・・」
兵士Bが辺りを見回すと
そこには見渡す限りの同胞の死体の山が広がっていた
兵士B「ちくしょう、なんてこった。なんだって、なんだってこんな事するんだ
俺らはただ・・・ただちょっとだけ、外の世界が見たかっただけなのに・・・」
暗転
再び会議室、人物の顔は見えない
「終わったようだな」
「ああ、矢張り虫ケラはさっさと駆除するに限る」
「再びこのような失態が無いよう根絶やしにしなければ」
「ぬかりは無いさ、例え再び何かあろうと、また壊滅させるまでだ」
「ハハハハハハハハハハハハハ」
終
えーと、何があったかって言うと、うちに蟻が大発生しまして
嫌、前々から巣があるのは知ってたんですが
なんつーか風呂場の隅っこでニ、三匹チロチロしてる
ぐらいなもんだったんで、まあ特に害もないし
なんだか微笑ましいくらいの気持ちでほっといたんですが
まあ、なんつーか今日突然風呂場と脱衣所の壁一面が
蟻、蟻、蟻、ってな状況になりまして
「アリまー大変」とかいうギャグ飛ばす余裕も無く
最初は風呂場だしシャワーで流してたんですが
これが流しても流してもワラワラ出てくるんで
最早仕方無くアリコロリをぶちまけて、仕舞いにバルサン炊いて
根絶やしにしました。いや、だって幾ら自分でも
壁一面に蟻がビッシリ出てきたら流石に困りますよ。
風呂場はまだいいとしてアリコロリと蟻の屍骸だらけの
脱衣所をどう片付けるか考えただけで憂鬱です。
つーわけでよろしければライブ来て下さい。今日ですけど
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